広島風お好み焼きを東京でたべるのなら「神田カープ」が絶対おすすめ。

神田カープは広島風お好み焼きを東京で食べるのならおすすめです。
広島出身、神奈川県在住の私が昨年私事ですが15回も広島へ帰省しました。
広島で久しぶりにお好み焼きを何件かで食べてみて、神田カープはレベルが高いとつくづく感じました。

店内はカウンターのみで約25席です。
そんな神田カープをご紹介します。特に広島出身で関東在住の方にはおすすめします。

広島風お好み焼き「神田カープ」へのアクセス

神田カープへのアクセスはやはり電車がおすすめです。
JR山の手線、京浜東北線、中央線で神田下車 または地下鉄銀座線で神田下車。
北口を出て、斜め右方面にまっすぐ、約120m~130mです。

途中神田警察通り(大通り)の信号を超えます。
信号待ちがなければ約2分で歩ける距離になります。

車で行く場合はコインパークを利用することになります。
徒歩5分以内では10件以上のコインパーキングがあります。
平均相場で30分500円、20分400円といったところが多いですね。

広島風お好み焼き「神田カープ」の混雑する時間帯と並び方

神田駅から近いこともあり平日ランチタイムと夕方は混みます。夕方は6:30以降は並ぶことが多いです。

お昼に行く場合はサラリーマンのランチタイムが終わる1時半位、夕方に行く場合は並ばなくてもよい6時くらいまでの入店をおすすめします。

2名以上で入る場合、代表の一人が先に行って並ぶことは不可です。
あくまで入店者全員が揃った状態で並ぶことがこの店での不文律になっているようです。

広島お好み焼き「神田カープ」のおすすめメニュー

神田カープおすすめのメニューを以下の通りご紹介します。

神田カープのメインメニューのおすすめ

おすすめメニューは定番の「お好み焼き そば入り」又は「お好み焼き うどん入り」です。
値段は900円です。
そば、うどんの量はレディスサイズ、通常サイズ、1.5倍.ダブルと選べます。
全てのお好み焼きには豚肉と卵は入ります。

トッピングとして「生イカ」「生エビ」「イカ天」「モチ」「ネギかけ」「ニンニク」「チーズ」「コーン」等があります。
私のおすすめは「イカ天入り」ですね。

「イカ天」は「イカ」を天ぷらにした菓子です。
お好み焼きを香ばしく、旨みを増してくれるので是非おすすめします。

「そば入り、イカ天トッピング」は昔からの郷愁の味です。広島風お好み焼きらしさを堪能できる「ど定番」の味です。広島出身の私はやはり昔からのなにも足さない何も引かない元祖の味をおすすめしたく思います。

神田カープのサイドメニューのおすすめ

神田カープのサイドメニューのおすすめは「牛すじ煮込み」です。

「牛すじ煮込み」は牛すじを根菜と煮込んだものですが、少し酢が効いてさっぱりした味付けになっています。広島独自の味付けで他ではなかなか無いメニューです。
お好み焼きのソースの特徴ある味に対してこのさっぱり感はいい意味で口休めになって食欲をさらに増すことがおすすめ理由です。

私は必ず「牛すじ煮込み」を注文します。
少し遅い時間になると売り切れになることが多いので要注意ですね。

また季節によって少し違いますが、「きのこ」「イカ」「ホタテ」「カキ」などの鉄板焼きも楽しめます。
お好み屋さんの魅力のひとつは、お好み焼き、焼きそばだけでなく、海鮮やキノコ類を鉄板焼きで食べれることです。
鉄板焼きで食べるとすべての食材の「おいしさ」も倍増する気がするのは私だけでしょうか?

神田カープの味の決め手

お好み焼きの味の決め手は、「ソース」「乾物の使い方」「焼き方」になります。

神田カープで使用されているソース

まずソースですが、主なブランドとして「おたふくソース」「カープソース」「ミツワソース」があります。この神田カープは「ミツワソース」を使用しています。特徴は酸味と甘さのバランスが良いと思います。私は3ブランドのなかではミツワソースが一番気に入っています。

少し余談になります。
昨年秋、新聞を読んでいましたら「ミツワソース」が「ブルドックソース」の子会社になった、という記事が目に入りました。ミツワブランドの存続がどうなるか?心配しましたが、「ミツワ」のブランド名は残すようですので安心しました。
やはり広島県民のソウルフード、お好み焼きの伝統の味は消えてほしくないですね。

また広島風お好み屋さんはどこも、ソースがテーブルに置かれて、自分で好きなだけかけることが出来ます。多少のかけすぎも、広島のお好みソースは甘いので大丈夫です。

神田カープで使用されている乾物

次は乾物の使い方です。
神田カープは煮干し粉、天かす、青のり、とろろ昆布が使用されています。
特に「とろろ昆布」を使用する店は少なく珍しいようです。
神田カープの人気はこの「とろろ昆布」の旨みにあると私は推察しています。

私が見よう見まねで自宅で作るのですが、乾物は使用し過ぎるとしつこい味になりますが、適度な分量での使用は魔法の調味料になり旨みと香ばしさを出してくれます。和食で例えると「だし汁」の役目を果たしてくれるのでしょうね。

神田カープの乾物の使用量は将に絶妙です。
ソースとキャベツの味をより引き立ててくれます。

神田カープのおいしい焼き方

広島風お好み焼きはキャベツの量が多いのが特徴ですが、神田カープはキャベツに均等に熱が入るようにうまく鉄板内での場所を変えながら、蒸し焼きにする工夫をしているようです。
その場所を変えるタイミングがプロの見極めなのでしょう?
神田カープのキャベツは甘くふっくらジューシーです。

以前このお店のオーナーの方に伺いましたが、閉店後2時間かけて鉄板を磨くようです。
店が汚くても、鉄板がいつも銀色で綺麗に輝いているお店がおいしいお店なのだと教えて頂きました。熱で黒くなった鉄板はよく見かけますが、「神田カープ」の鉄板は銀色に光って綺麗でした。

神田カープで使われている「そば」

神田カープで使用されているそばは、一般的な焼きそば用の麺でなく、ラーメン用の半乾麺です。
「尾道ラーメン」で使用されている「麺」とほぼ同じものです。

ラーメン用の「テボ」で沸騰したお湯に入れて数分したら取り上げ、湯切りをして鉄板に乗せて軽く炒めています。炒めてるというよりならしている感じですね。

あまり「麺」を感じない麺です。
やはりこの麺は「焼きそば」より「お好み焼き」に合う麺だと私は思います。

クレープ状の皮とうまく一体化してそれなりの存在感のある麺です。

広島お好み焼き神田カープのお子様の対応

お子様を連れた方へ
店内は鉄板に付いたカウンターのみで約25席です。椅子は背もたれのないスツールになります。
慣れていないお子様は少し大変かもしれませんがならべく空いた時間に行くようにしましょう。

お子様連れの方は空いた時間、例えばサラリーマンの方がランチを終える1:30以降、また夕方の場合は5~6時までに入店することをお勧めします。

以外に穴場な曜日は土曜日です。
休みの企業が多いため、比較的空いています。

最後に

以前伺ったオーナーの方のお話しです。
「やはり味の伝承は、身内でないとうまく伝わらないですよ。」とのことです。
バイト・サラリーマンでなく、家族・親族の人生を背負って取り組む姿勢のことを言っているのでしょうか?

私の感想ですが、神田カープは本場の広島と比較してもトップクラスのレベルです。
東京で食べる場合は、是非足を運んではいかがでしょうか?
特に広島出身で関東在住のご家族様にはおすすめです。

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